NOVASTゴルフとは

80歳まで楽しくゴルフをするために私が推奨するのが

NOVASTゴルフ理論です。

身体のコンディショニングにより

ボールに効率よく力を伝えることを目的としています

地球という環境では重力が働いています。

この重力がなければゴルフはおろか、立つことも歩くこともできません。

我々はこの重力という『力』をうまく利用して生活しているのです。

NOVASTゴルフでは身体に作用する重力を、

いかにコントロールするかということがポイントになります。

単純に右足荷重、左足荷重というだけでなく、

無意識ではありますが身体の中を伝達する力の流れをコントロールします。

身体を伝わる力というのは、安定した関節面でなければ伝わりません。

歪みがあるとそこで伝達が阻害され、大きなエネルギーロスとなります。

では、身体を伝わる力を円滑にするには、

どのような点に留意するべきでしょうか。

NOVASTゴルフ
はじめに、左上の画は真ん中の青い物体が重力により下に落ちようとしていますが、

両側の物体がそれを受けて支えています。

ボールをティーの上に置くと安定しますね。

ティーが傾いていたり欠けていたりするとボールは落下します。

このように構造的に安定性を高める能力を『フォームクロージャー』といいます。

次に右上の画ですが、

これは真ん中の物体が落ちようとしているところを

両側の物体がはさみこんで支えています。

つまり摩擦による安定性です。

身体の関節も同様に、 特にインナーマッスルがこうした働きをすることで

関節の安定性を高めています。

これを『フォースクロージャー』といいます。

次に左下の画ですが、これは動作に伴なう安定性の確保を示しています。

人間は動きますので、その都度筋肉を緊張させたり緩めたりする必要があります。

身体を動かせばその動かした位置で関節を安定させて、

目的とする動作を遂行しなければなりません。

こうしたことをほぼ自動的に身体は行っているのです。

これをモーターコントロールと言います。

次に右下の画ですが、

ゴルファーの方ならメンタルが身体に与える影響は良くご存じのはず(笑)

そうなんです。

身体のコントロールは結局のところ脳が命令して行っています。

その時の精神状態やこの後起こる運動のイメージ、

その場の環境などが動作に影響を与えます。

これを『エモーション』と言います。

このように私たちの身体では、

これら4つの能力がそれぞれ関連して動作を作り出しており、

これを簡単な動き、エクササイズなどで調整する、

コンディショニングしていくことがNOVASTゴルフの基本となります。

では、どのようにコンディショニングを進めていくのかという点ですが、

まずは前述のとおり、 構造的に身体に歪みを作らないことです。

ゴルフコンディショニング

歪みのない関節は広くて安定した関節可動域を持ち、

このような関節を獲得することで、

円滑にエネルギーを伝達することを可能とします。

そして、歪みを解消することを『リアライメント』と言います。

次に、正しい関節の位置でより大きな安定性を保つためための筋力強化を行います。

関節の安定性を高めるための筋力強化のことを 『スタビライゼーション』と言います。

ただし、きついウェイトトレーニングや 100mダッシュのようなトレーニングとは異なり、

ここではインナーマッスルがとても重要な働きをします。

特にゴルフファーにとってはスイングの軸となる

体幹部のインナーマッスルが重要です。

最後に正しい動作、つまりスイング作りになります。

これを『コーディネーション』といいます。

多くの方がまずはボールを打つことからゴルフを始めます。

そしてスイングの練習をひたすら繰り返し、徐々にゴルフに必要な身体を作っていきます。

段階を飛ばしてコーディネーションのみを繰り返すわけですね。

ここで重要なことは、普段運動やストレッチを行わない、

元々小さな関節の可動域でしかない一般の方たちが、

上手な人のスイングの真似をしてもすぐにはそこに到達できないということです。

身体機能はとても複雑です。

足りない可動域を何とか他でカバーしようとして様々な悪い運動連鎖が起こります。

そうするとなかなか上達できないし、挙句の果てには怪我をしてしまいます。

したがって、 リアライメント、スタビライズ、コーディネーションの順番を守ることが

ケガを回避しながら効率よくスイングエネルギーを伝達する

理想的なゴルフスイングを実現するうえで大変重要となります。